ランナー膝とは

ランナー膝とは正式な病名は「腸脛靭帯炎」(ちょうけいじんたいえん)と言います。
腸脛靭帯とは股関節から膝の外側まで伸びる長い靭帯で膝の曲げ伸ばしの際、伸び縮みします。
膝の曲げ伸ばしを繰り返す運動により、靭帯が何度も伸び縮みし付着部である膝の外側で炎症が起きてしまうのです。
代表的なものがランニングなので通称「ランナー膝」と言われます。
症状と特徴

ランナー膝では、主に膝の外側に痛みや違和感が現れます。
初期は、ランニング後や階段の昇降だけに感じることが多いですが、症状が進行すると日常生活でも膝を曲げ伸ばしするだけでズキッとした痛みを感じることがあります。
膝を動かすと“コキッ”や”バキッ”とした音が鳴ることもあり、運動を休むと痛みは軽減しますが再び走り出すと症状がぶり返すのが特徴です。
初期段階での適切なケアを怠ると、慢性的な痛みや膝関節の負担増加につながります。
ランナー膝の原因

ランナー膝の原因は大きく分けて次のようなものがあります。
①ランニングフォームの乱れ
骨盤の左右のブレや着地時に膝が内側に入るフォーム(ニーイン)は、腸脛靭帯に過剰な張力をかけます。
殿筋群やハムストリングスの筋力が不足していると、骨盤の安定性を低下させ走行中に膝に過度な負担がかかります。
②下肢のアライメント異常
下腿の捻じれ(O脚やX脚)や足部機能の低下(過回内や扁平足)があると、腸脛靭帯と大腿骨外側上顆(膝の外側上方にある骨のでっぱり)が何度も擦れるようになり、炎症を起こし、ランナー膝に繋がります。
③シューズや路面の影響
クッション性の低いランニングシューズや、傾斜や不整地をはしる習慣も発症を助長します。
治療法

長距離のランニングは一旦休止することが理想です。
富山ウェルネス接骨院では、徒手検査や疼痛誘発テストのほか、荷重のバランスやねじれなど、痛みの原因になる体の使い方の有無などを確認します。
膝の周りの腫れや熱感や圧痛が確認できる場合には、超音波や電気にて炎症の抑制や組織の修復を促します。
荷重のバランスや捻じれなどは運動療法にてランニングフォームを根本から変えていく必要があります。
原因の特定から治療、再発予防まで、スポーツを続けながら改善できるよう全力でサポートいたします。
ランナー膝でお困りの方は一度ご相談ください!