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肘の痛みについて

肘の痛み
  • テニスをすると肘が痛い
  • ゴルフをすると腕や肘が痛い
  • 野球をすると肘が痛い
  • デスクワークをしていると肘が痛む
  • 握る動作で肘が痛む
  • 肘の曲げ伸ばしで引っかかる感じがある
  • 肘がうずく、しびれる、違和感がある   
テニス肘の痛む位置

正式名称は上腕骨外側上顆炎ですが、テニスプレーヤーに多くみられることから「テニス肘」と呼ばれています。
重い調理器具を振るシェフなども手首の筋肉を使い続けるため、テニス肘になりやすいです。

主な症状は肘の外側から上腕にかけての痛みで、手首を伸ばした時に痛みが起こります。
テニスですと、バックハンド時に痛くなり、自覚するケースが多いです。
また、雑巾を絞ると言った動作でも、痛みが起こります。鈍い痛みが続き、しびれなどを伴うこともあります。

ボールを投げる動作を繰り返すことで、肘に過度な負荷がかかって疲労が蓄積し、肘が痛くなる状態です。
原因は間違った投球フォームなどで発生します。
肘の外側・内側、後ろ側など、様々な部位に障害が起こります。

  • 外側型
    投球動作時の肘の外反ストレス(肘が外側に捻れる状態)が、上腕骨と橈骨(親指側の骨)の衝突を引き起こし、骨や軟骨を損傷します。
    また、離断した軟骨が関節に挟み込まれ、肘が動かなくなるロッキングを起こす場合もあります。
  • 内側型
    肘の内側にある側副靱帯が、繰り返しの投球動作により部分断裂を起こし、靭帯が緩んだ状態(靭帯機能不全)になるものです。
    13~16歳頃の成長期であれば内側部分の軟骨の障害、17歳以上では側副靭帯(そくふくじんたい)損傷が主に生じます。
  • 後方型
    投球動作のフォロースルーで肘を強く伸ばす際に、肘頭(肘の後ろの骨)と肘頭窩(上腕骨の肘頭がはまる部分)が衝突することで疲労骨折や骨棘(こつきょく:軟骨がとげ状の骨のようになる状態)になってしまいます。

肘部管(ちゅうぶかん)症候群は、肘の内側の神経(尺骨神経:しゃっこつしんけい)の障害で生じます。
尺骨神経が慢性的に圧迫されたり、引っ張られたりすることで発症します。

神経を固定している靭帯やガングリオンといったできものによる圧迫、加齢による骨の変形による圧迫、肘の骨折による変形、野球などのスポーツなどがあります。

まれに子どものときに肘を骨折しその変形が残ってしまい(外反肘変形)、それが尺骨神経の引っ張りを引き起こすこともあります。

肘の治療をしている富山ウェルネス接骨院の先生

まずは、肘の状態を診ながら必要な検査等をおこないます。
※疲労骨折や骨の変形や外傷度に応じて医師による診断や画像検査が必要です。

富山ウェルネス接骨院では

  • 鎮痛や炎症抑制効果のあるハイボルト療法・超音波療法
  • 肘関節にかかる負担を軽減するためフォームの見直しや運動療法
  • 肘関節にかかる負担を軽減するためテーピング

などを行います。

肘関節周囲の治療はもちろん、スポーツ中の動作は他部位の影響が大きいと考えられるため全身の評価を行ったうえで肩甲胸郭関節・体幹・股関節などの下肢機能にも着目し、肘関節にかかる負担を最小限に出来るような身体作りを行っていきます。

これらの施術に加えて、運動頻度・強度の管理を徹底するようにアドバイスし、再発予防に努めます。
また、必要に応じて運動後のセルフケア方法もお伝えしております。

お気軽に富山ウェルネス接骨院へご相談ください。

  • 〒930-0836 富山市上冨居新町3番8号
  • 駐車場:接骨院前に4台有
  • 電話番号:076-411-8512

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